container design

HERE ARE THE ARCHITECTURAL WORKS DESIGNED BY
CONTAINER DESIGN TAKANOBU KISHIMOTO
IN MANY PARTS OF JAPAN.

宿毛の家

2017年03月18日

敷地は高知県宿毛市。
緩やかな時間が流れる小高い丘の住宅地に計画された。
施主の要望は明るく開放的な家。デザイン好きな事もあり素材感を大事にしたいとの事であった。
また、不確定ではあるが将来的に奥様が独立し仕事場としても使える家になればとの要望もあった。

この辺りは台風が多いエリアともあり、雨風には細心の注意が必要だ。

明るく開放的な家を望まれている事もあり、開口部を大きくとる事と空間に広がりを作るため中庭を配置する事を考えた。
また、施主の暮らしを抽出した際、身内やお友達がよく集まるとの事と将来仕事場になる事を想定し、1階は誰もが気軽に足を運べるよう外部的な空間となるように考え、2階は自分たちだけのプライベートな場所と考えた。
中庭を挟み1階に2スペース、2階に2スペースと4つのスペースからなる空間構成とし、そのどれもに特定の用途を定めず、ほぼ同じ大きさとする事で将来的な多様性に対して対応できる事を考えた。

しかし、開放的な空間を作る事は雨風に対しては不利に働く。
まず風を上手く逃がすため中庭には屋根を設けず、建物に当たった風が中庭の煙突効果を利用して中庭に引き込まれ上部に抜けると同時に、2階の南面の壁はバルコニーと一体となった斜め壁とし、屋根と化した壁面は南から吹き付ける風を逃がす効果を狙った。
また、そのバルコニーは1階から1間ほど張り出す事で開放的な1階空間に軒がかかる縁側が現れ雨を凌げる場となった。

1階は外部的な空間とした事で床には天然石、壁や天井には木の質感を生かし好みの配色に、2階は家族のプライベートな場所と考え杉板の床で温もりのある空間に。1、2階に素材の違いを引き出し、日々の生活に変化が生まれる。

中庭の吹抜け部には落下防止策としてアスレチックネットを設置。
それは空間の広がりを求めて配置した中庭を、より一層空間同士を繋ぐ役割をもたらしてくれた。

4つの空間+中庭が暮らしを豊かにし、安心して暮らし将来的な様々な可能性を探れる場となる事を願う。


■建築地  :高知県宿毛市
■用途   :住宅
■構造・規模:木造2階建て
■敷地面積 :264.50 m2
■建築面積 : 75.35 m2
■延べ床面積:105.58 m2
■1階床面積 : 52.17 m2
■2階床面積 : 53.41 m2
■外壁   :ガルバリウム鋼鈑・無垢板
■屋根   :ガルバリウム鋼板
■内部床  :玄昌石・杉板
■内部壁  :無垢板・クロス
■内部天井 :ラワン合板・クロス
■浴室   :FRP防水
■キッチン :造作キッチン
■撮影   :冨田英次

スタッフ募集!!

2017年03月16日

建築が好き!明るく意欲のあるスタッフを募集します!(建築設計事務所勤務経験者優遇・年齢性別不問)

業務内容:住宅の建築設計及び監理業務補佐、建築模型等プレゼン資料作成・スタディー模型の作成など

 

※オープンデスクは随時募集中

 

アトリエの打合せスペースは定期的にギャラリーとして貸しており、様々な作家さんの作品にも触れられ、日々の設計業務に加え作家さんからの刺激を受けながら設計業務を楽しめる環境を目指しています。

ご興味のある方は履歴書およびポートフォリオをメールもしくは送付ください。

mail;info@cd-aa.com

送付先;神戸市中央区海岸通3-1-14大島ビル306

CONTAINER DESIGN 岸本 まで

KNOT by Sesay × LAID BACK STORE Limited shop

2017年03月14日

ゆるギャラリー「コンテナノハコ」にてKNOT by Sesay × LAID BACK STORE Limited shop を開催いたします。

KNOT by Sesay

今回で3日目の開催となるオーダーメイドブライダルウェアのアトリエ『Sesay bridal wear Japan』よりフレアースカートをお届けする『KNOT』が誕生しました。創業1865年のイギリス老舗生地メーカーより直輸入、ウェディングドレスやフォーマルウェア、英国王室の方々のお洋服にも使用される上質なシルク100%のお生地を用いたセミオーダーのフレアスカートをお届けします。

LAID BACK STORE

モノが大量に溢れる時代、あなたは何を基準に選びますか?私達がセレクトする商品は、携わっている人間の温かみを強く感じられるものばかりです。ものづくりに携わる様々な人々に直接会いに行き、共感し、有名無名にとらわれることなく「ホンモノ」を選び抜きました。

レイドバックとは「くつろいだ、ゆったりした、リラックスした」状態のことを表す言葉です。確かな背景に裏付けされた商品を通して、あなたに”レイドバック”を届けたい―。そう願っています。

□ 3/18(sat)12:00~17:30                                                          19 (sun) 11:00~20:00
□ KNOT http://knot.sesay.jp/
□ LAID BACK STORE http://laidbackstore.jp/

■場所:ゆるギャラリー『コンテナノハコ』 神戸市中央区海岸通3-1-14大島ビル306

平屋暮らしー大きな屋根の下でー

2017年03月10日

1月に完成見学を開催し只今外構工事中の相生の平屋。

見学会に来られた方は体感されたと思いますが大きな屋根に守られた開放感あふれる平屋だったかと思います。

印象的なのはその屋根を支える斜めの柱。通常は木造住宅なので必要な量の壁が現れるはずが、この平屋は壁を極力なくし

その代わりに斜めの柱がその役割を果たしています。

また、その斜めの柱は造作の家具に絡めており違和感なく空間に馴染んでいます。

唯一の壁は壁面棚(オープン収納)となり意匠と構造が一体化し壁の存在を消してくれています。

自然と視線は南北の大開口に行き、大きな屋根に守られた開放感あふれる平屋となりました。

 

 

 

 

 

 

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LIXILメンバーズコンテスト2016

2017年03月10日

LIXILメンバーズコンテスト2016※にて『CONTAINER BASE』が準大賞を受賞しました。

LIXILメンバーズコンテスト
■受賞物件/CONTAINER BASE

※ LIXILメンバーズコンテストは、全国14,500社以上の工務店様、リフォーム店様が、
お客様にとっての“いい住まい、いい暮らし”をいかに実現するかを競う、住宅施工例コンテストです。

蔵の家

2017年03月09日


■建築地  :大阪府富田林市
■用途   :住宅
■構造・規模:木造2階建て
■敷地面積 :133.90 m2
■建築面積 : 46.69 m2
■延べ床面積: 79.22 m2
■1階床面積 : 38.43 m2
■2階床面積 : 40.79 m2
■外壁   :モルタル下地ノ上リシン吹付
■屋根   :ガルバリウム鋼鈑
■内部床  :バーチ無垢材
■内部壁  :クロス
■内部天井 :ラワン合板
■浴室   :FRP防水
■キッチン :造作キッチン
■撮影   :冨田英次

いろんな太陽の光が入ってくる家

2017年03月07日

3/4,5の2日間開催した完成見学会も無事に終わり、ご協力いただいた施主はじめ皆さまには本当に感謝しております。また御来場いただいた皆さまにも御礼申し上げます。

今回の完成見学会で感じた事は、まず告知。

従来の新聞折込と言うスタイルがとうとう難しくなってきたように感じます。

今回予約来場された方のほとんどがWEBとSNS、HPとSNSの強化が必要と痛感しました。(今頃ですか。。。と言う声が聞こえてきそうですが。。。)

さて、完成見学会となると朝から夕方まで一日家の中でいるわけで、そうすると自分で設計して

おきながら新たな発見もあったりします。

もちろん設計通りと言いますか、想定通りな事ももちろんあるわけで。

その中でも今回は東西の細長い敷地にいかに太陽の光と自然の風を家の中へ導くかが

ポイントでもありました。

 

敷地の東側に南北に流れる市川があり、その川の上は風の道となっています。

その風は川沿い近辺に心地いい風をもたらしてくれます、その風を家の中に導くため

天井高さを高くとり、その高くした余白部分に東西の抜けを作り風を導く事を考えました。

また家の中間部に中庭を設ける事で煙突効果を利用し空気の流れをより円滑に。

またその高さの余白部分からは東は朝日、西は夕日と太陽高度の低い今の時期には家の奥深く

まで光をもたらしてくれています。中庭は南に大きな開口を設ける事でお昼のおひさんが

サンサンと入ってき、とても気持ちのいい空間になりました。

時間によって、いろんな場所いろんな角度から太陽の光を感じる家となりました。

 

 

 

 

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平屋暮らしー細長い敷地ー

2017年03月02日

この土日、4日と5日に完成見学会を開催する住宅は細長い敷地に計画された平屋。

最初は土地探しから始まった今回のプロジェクト。いろんな土地を見た結果。。。

落ち着いたのは細長い敷地、間口6m奥行26mと言う所謂うなぎのねどこ。

そこにどんな家が建つのかワクワクしながらプレゼンの日を迎え、それから設計打合せを

重ね数か月後いよいよ工事が着工。。。

2016夏 地鎮祭

配置の確認

基礎工事

上棟

電気配線打合せ

下地確認

内部確認

内装下地確認

塗装打合せ

壁塗り大会

施主検査

2017春 竣工

この春から暮らしがスタートします。

 

 

完成見学会の詳細はこちらから → 「阿成の家」完成見学会 または 「はりまの家」Web

 

 

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