
今年も、年の終わりが近づいてきました。
毎年このblogでは、一年を振り返りながら、少しだけ立ち止まって考えたことを書いています。
2025年もCONTAINER DESIGNでは、住宅やリノベーション、計画段階のプロジェクトを通して、さまざまな暮らしに向き合ってきました。






完成した建築よりも、
実はこの「途中」にある時間の方が、設計の多くを占めています。
敷地を読み、模型をつくり、壊し、また考える。
図面にする前の、言葉にならない違和感や納得感を拾い上げる作業です。
2025年の建築業界は、
資材価格や人件費の高止まりが続き、
「つくること」そのものが簡単ではない一年でした。
新築一辺倒ではなく、
既存の建物をどう活かすか、
どこにコストをかけ、どこを抑えるか。
設計にも、より現実的な判断が求められる場面が増えています。





性能や数値、制度や補助金。
正しい情報は、以前よりもずっと増えました。
一方で、それだけでは決めきれない場面も多くあります。
模型を囲んだ打ち合わせの中で、
「この感じ、いいですね」と出る一言の方が、
答えに近いこともあります。
限られた条件の中で、
どこに意味を持たせるかを考える時間が増えています。
条件を整理し、向き合い、整える。
派手さよりも、長く使われること。






誠に勝手ながら、
2025年12月27日(土)〜2026年1月4日(日)
の期間、年末年始休業とさせていただきます。
休業期間中にいただいたお問い合わせにつきましては、
2026年1月5日(月)以降、順次ご対応いたします。
今年もありがとうございました。
また来年、敷地や模型を前に、
一緒に考える時間をつくれたらと思います。
どうぞ良い年末年始をお過ごしください。
CONTAINER DESIGN
岸本 貴信