container design
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HERE ARE THE ARCHITECTURAL WORKS DESIGNED BY
CONTAINER DESIGN TAKANOBU KISHIMOTO
IN MANY PARTS OF JAPAN.

白いテラスの家

2011年08月25日

敷地は大規模な郊外住宅地。新しく良好な住環境ではあるが昨今の日本の住宅が建ち並び単調な街並みが形成される事が容易に予想できる。道路に対し て建物を引いて配置する事により道路側に奥行きができ単調な街並みの中に緑ある安らぎの場所(庭)を提案。建物は平屋とし皆が集まるリビングを天井高4m 弱の開放的な空間とし、寝室や水廻りといったプライベートなスペースは天井高2.2mとし、その高さの差によって落ち着きある空間としている。また、その 高さの違いにより屋上に白いテラスが設けられ、リビングの上部から南東の陽が差し込む。街並みに対して庭を設けたためリビングからの視線をお互いに交わす 必要があり、リビングの開口は高さ1.1mに抑え間口に対して全てが開口となるように大きな壁梁となる構造体を考え、開口部には最小限の壁柱のみが存在する。その結果、西日を遮る庇の役目とリビングからの視線を地面(庭)に近い位置に導く役目を果たしている。上部の開口とそれとが同じく全開口となっている ため施主の要望でもある周りを気にせず光溢れる開放的な空間となった。


■建築地  :大阪府貝塚市
■用途   :住宅
■構造・規模:木造平屋建て
■敷地面積 :198.28 m2
■建築面積 :74.53 m2
■延べ床面積:74.53 m2
■1階床面積 :74.53 m2
■撮影   :市川かおり