container design
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HERE ARE THE ARCHITECTURAL WORKS DESIGNED BY
CONTAINER DESIGN TAKANOBU KISHIMOTO
IN MANY PARTS OF JAPAN.
アイダノイエ
2011年08月27日

住む環境をつくる為”外壁”が存在します。ここでは、家の”内”をつくるその外壁の外側に隙間を設けながらもうひとつの”外壁”で家を包んでみました。するとそこには、今まで家の”内”と”外”と言ったように独立したまた、相反する関係を持ったふたつの概念の間(アイダ)の空間”限りなく内””限りなく外”に近しい曖昧な空間が生まれました。敷地は大阪の南部、岸和田市。東に孟正寺池の遊歩道、その向こうには和泉山脈を望む。周囲は古くからある住宅と最近区画分譲された住宅、また田畑もありそれぞれが相交わり点在している。ここに住むことに決めたクライアント。家族が集まるリビングを中心とし外を感じながらくつろげる空間を手にしたいと言う事が主な要望であった。周囲の住宅郡や田畑は決して悪い景色でもなく、特に東側に関しては”外を感じてくつろぐ”には好条件とも言える。しかし、だからと言って周囲に対して開けた家とすると住宅郡や田畑、また遊歩道からの視線が気になる。そこで考えたのが先に述べた間(アイダ)の空間。もうひとつの”外壁”で包む事により、双方の視線のバッファーゾーン(緩衝帯)ができ、程好く景色を望むことができ、程好く守られた空間が実現した。


■建築地  :大阪府岸和田市
■用途   :住宅
■構造・規模:木造2階建て(ロフト付)
■敷地面積 :132.67 m2
■建築面積 : 58.27 m2
■延べ床面積:109.39 m2(ロフト別)
■1階床面積 : 54.33 m2(車庫含む)
■2階床面積 : 55.06 m2
■ロフト床面積 : 18.21 ㎡
■撮影   :冨田英次